フラッと臨み、そして俯瞰で考え理解する

なんとく、そんな気がしていたから。
検査結果をフラッと聞きに行き、
厳しい結果を説明されても、
どこか他人事のようで、
どこか台本通りのドラマ撮影を第三者として見ているかのように、
冷静に先生の話を聞いていた。
考えるのは、
長男の試験勉強の邪魔にならないように。
仕事はどうしようか。
他人事なはずなのに、
頭の中では現実的な思考が始まっていた。
現在の私の立ち位置と、
今後の治療と検査について説明があり、
手術の日程が決まる。
うん?
こんな大事な事、1人で決めちゃっていいのか??
との思いが過ぎるが自分の事なんだから自分で決めなきゃ駄目だ、と。
とにかく早く悪いものは切り取ってしまいたい、と。
さっさと決めて病院を出たら、
この梅雨一番の大雨に襲われる。
ついてない。
こんなに悲しいのに、天候でトドメを刺される。
職場、近いから帰りに立ち寄って休暇申請しちゃおう。
事情によっては辞めたっていい。
大雨の中、びしょ濡れの姿で職場に顔を出す。
"辞める"については、慰留され休暇を頂く事になった。
いや待て。
実際仕事って続けられるのだろうか。
一抹の心配が残る。
今まで散々迷惑をかけられ続けてきた長男は、ようやく反抗期を抜け、最近は事に触れ"長生きして欲しい"と言ってくれる。
田舎に移住して、自給自足生活をするという共通の夢もある。
だからこそ、最終試験まで残りひと月半のこの大切な時期に不安なや心配はさせたくない。
夫(←今日が検査結果の日だと今朝もすっかり忘れていた薄情もの)には今日の結果の説明と、
"くれぐれも長男には内密に"とSNSでメッセージを送る。
自分との向き合いが始まった。
ワタシのメンタルがどう変化していくのか興味深い。
そして、ふと高齢になってから胃がんの手術を乗り越えた亡き父の事を思った。
うん。私にも出来る。
父の娘なんだから。